住宅価格指数、マンションは36ヵ月連続のプラスに

国土交通省は25日、2016年2月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は、10年平均を100として算出している。

 2月の住宅総合指数は105.2(前年同月比0.5%上昇)。住宅地は93.8(同5.3%下落)、戸建住宅99.0(同1.5%下落)、マンション(区分所有)は127.1(同8.5%上昇)。マンションは13年3月分から36ヵ月連続でのプラスとなった。

 都市圏別指数は、南関東では住宅総合が106.8(同1.6%上昇)、住宅地が94.5(同9.7%下落)、戸建住宅が99.4(同1.6%上昇)、マンションが124.6(同8.9%上昇)。名古屋圏では、住宅総合が98.4(同2.7%下落)、住宅地が92.9(同2.7%下落)、戸建住宅が94.4(同4.7%下落)、マンションが125.5(同2.0%上昇)。京阪神では住宅総合が109.1(同3.1%上昇)、住宅地が98.8(同10.4%下落)、戸建住宅が102.3(同4.0%上昇)、マンションが127.4(同8.9%上昇)。

 住宅用の不動産取引件数・面積は、全国の戸建住宅は1万2,254件(同6.6%増)・288万9,831平方メートル。マンション(区分所有)は1万3,147件(同1.5%増)・71万5,798平方メートル。マンション・アパート(1棟)は2,225件(同14.4%増)・105万2,813平方メートルであった。

 なお、全国の商業用の不動産取引件数・面積についても併せて公表。オフィスは561件(同13.1%増)・55万2,936平方メートル、店舗は565件(同8.9%増)・28万6,596平方メートル、倉庫は219件(同4.8%増)・21万5,005平方メートルであった。

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