新設住宅着工、分譲住宅の減少で6ヵ月ぶりの前年同月割れ

国土交通省は29日、2016年6月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は8万5,953戸(前年同月比2.5%減)と、6ヵ月ぶりに前年同月を割り込んだ。新設住宅着工床面積も703万8,000平方メートル(同3.0%減)で、5ヵ月ぶりの減少。季節調整済年率換算値は100万4,000戸(前月比1.3%減)で、6ヵ月ぶりの減少となった。

 利用関係別では、持家が2万6,944戸(前年同月比1.1%増)と、5ヵ月連続の増加。貸家は3万6,910戸(同3.7%増)と、8ヵ月連続の増加となった。

 一方、分譲住宅は2万1,617戸(同15.2%減)と、5ヵ月ぶりに減少。
うちマンションは1万185戸(同28.1%減)の大幅減で、2ヵ月連続の減少。
一戸建住宅は1万1,279戸(同1.1%増)と、8ヵ月連続で増加した。

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