既存戸建て価格、首都圏は下落傾向に

株)東京カンテイは6日、2017年6月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は、3,094万円(前月比2.8%下落)と反転下落した。都県別では、東京都が6,204万円(同1.6%上昇)と反転上昇し、神奈川県は3,245万円(同1.8%下落)と3ヵ月連続の下落。千葉県は1,926万円(同1.1%下落)と反転下落、埼玉県も2,229万円(同6.8%下落)と4ヵ月ぶりの反転下落。

 近畿圏の平均価格は2,248万円(同4.0%下落)と下落した。府県別では、大阪府が2,523万円(同3.5%下落)。兵庫県が2,079万円(同9.5%下落)と、いずれも連続下落。京都府は築年が再び6・7年新しくなった影響で、3,236万円(同10.9%上昇)と大きく上昇に転じた。

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