近畿圏マンション、発売戸数は微減

(株)不動産経済研究所は18日、2017年上半期(1~6月)および6月の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 17年上半期のマンション発売戸数は8,815戸(前年同期比1.4%減)と微減。地域別では大阪市部4,444戸(同5.0%減)、大阪府下1,718戸(同16.0%増)、神戸市部707戸(同9.6%減)、兵庫県下680戸(同22.8%減)、京都市部751戸(同21.7%増)、京都府下149戸(同28.7%減)、奈良県130戸(同32.3%減)、滋賀県139戸(同46.3%増)、和歌山県97戸(同1,840%増)となった。

 初月契約率は平均76.9%(同5.1ポイントアップ)。1戸当たりの平均価格は3,709万円(同2.7%下降)、1平方メートル単価は62.2万円(同0.2%下降)。

 即日完売したのは349戸で、発売戸数の4.0%となった。下半期の発売見込みは、約1万戸。

 6月の発売は1,321戸(前年同月比12.9%減)で、3ヵ月ぶりの増加。契約率は80.2%(同6.9ポイントアップ)。1戸当たりの平均価格は3,776万円(同6.4%下降)で、1平方メートル単価は65万3,000円(同7.0%上昇)。1平方メートル単価は5ヵ月ぶりの上昇。なお、7月の発売は1,500戸程度を見込む。

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