2016年上半期(1~6月)および6月の近畿圏マンション市場動向

 (株)不動産経済研究所は14日、2016年上半期(1~6月)および6月の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 16年上半期のマンション発売戸数は8,941戸(前年同期比11.5%減)。
地域別では大阪市4,679戸(同23.9%増)、大阪府下1,481戸(同27.9%減)、神戸市部782戸(同50.2%減)、兵庫県下881戸(同36.1%減)、京都市部617戸(同26.5%減)、京都府下209戸(同75.6%増)、奈良県192戸(同11.6%増)、滋賀県95戸(同26.4%減)、和歌山県5戸(同92.2%減)となった。

 初月契約率は平均71.8%(同0.6ポイントダウン)。1戸当たりの平均価格は3,810万円(同4.8%上昇)、1平方メートル単価は62.3万円(同10.9%上昇)。

 即日完売したのは135戸で、発売戸数の1.5%となった。

 6月の発売は1,517戸(前年同月比13.6%減)で、2ヵ月連続の減少。契約率は73.3%(同1.5ポイント低下)で、70%台を回復した。1戸当たりの平均価格は4,034万円(同10.1%上昇)で、1平方メートル単価は61万円(同10.7%上昇)と、共に2ケタの上昇となった。1平方メートル単価は12ヵ月連続の上昇。

 即日完売物件は「リバーガーデン福島木漏れ日の丘2期」(大阪市福島区、45戸、平均1.3倍、最高15倍)など3物件49戸。月末の販売在庫数は2,382戸で、前月末より66戸減少した。

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