不動産価格指数、マンション41ヵ月連続のプラスに

国土交通省は26日、2016年7月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。不動産価格指数は、10年の平均を100として算出している。

 7月の住宅総合指数は106.7(前年同月比1.8%上昇)となった。
住宅地は96.8(同2.8%下落)、戸建住宅は99.0(同0.8%下落)。マンション(区分所有)は128.9(同6.3%上昇)と、41ヵ月連続のプラスとなった。

 都市圏別の指数は、南関東圏の住宅総合が109.2(同3.3%上昇)、住宅地が101.6(同増減なし)、戸建住宅が98.3(同0.3%上昇)、マンションが125.9(同6.4%上昇)。
名古屋圏の住宅総合が102.3(同4.5%上昇)、住宅地が98.0(同4.5%上昇)、戸建住宅が97.6(同3.0%上昇)、マンションが126.8(同5.3%上昇)。
京阪神圏の住宅総合が104.5(同0.7%下落)、住宅地が93.6(同8.5%下落)、戸建住宅が96.4(同1.5%下落)、マンションが130.6(同6.3%上昇)となった。

 東京都の住宅総合は117.6(同6.7%上昇)、住宅地が110.0(同4.8%上昇)、戸建住宅が103.8(同4.2%上昇)、マンションが131.0(同7.5%上昇)だった。

 住宅用不動産取引件数は、全国の戸建住宅が1万4,173件(同6.5%減)・取引面積347万4,169平方メートル。マンションの取引件数が1万4,786件(同0.4%減)・取引面積80万6,091平方メートル。

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