近畿圏の中古戸建て価格、上昇

(株)東京カンテイは10日、2016年10月の主要都市圏・主要都市別の中古木造戸建て平均価格動向を発表した。
調査対象は敷地面積100~300平方メートル、最寄りの駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,118万円(前月比6.1%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。
地域別では、東京都が6,398万円(同1.7%下落)と反転下落。神奈川県は3,137万円(同4.2%下落)と3ヵ月ぶりの下落。千葉県は1,848万円(同17.2%下落)と大幅な下落となった。
一方、埼玉県は2,344万円(同8.0%上昇)と反転上昇した。首都圏では、埼玉県以外は下落傾向で、上昇しても翌月は反転する不安定な状況。

近畿圏の平均価格は2,471万円(同3.0%上昇)と反転上昇した。一方、近畿主要3府県では、大阪が2,677万円(同1.0%下落)、兵庫が2,190万円(同2.7%下落)といずれも反転下落。京都府が3,733万円(同8.0%上昇)と3ヵ月連続での上昇となった。

中部圏の平均価格は2,102万円(同1.1%上昇)。愛知県が2,620万円(同0.3%上昇)となった。

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