新築小規模一戸建て価格、全国的に安定傾向

(株)東京カンテイは10日、2016年10月の主要都市圏別新築小規模一戸建て住宅平均価格の月別推移を発表した。
調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は4,072万円(前月比0.7%下落)。
5ヵ月連続で大きな変動はなく、安定した価格推移が続いている。都県別では、東京都4,994万円(同0.6%下落)、神奈川県3,881万円(同0.2%上昇)、千葉県3,322万円(同1.2%上昇)、埼玉県3,206万円(同3.9%下落)となった。

近畿圏の平均価格は3,038万円(同0.2%上昇)と小幅な上昇。
府県別では、大阪府が2,986万円(同0.1%下落)、兵庫県は3,314万円(同1.0%上昇)、京都府は3,153万円(同3.2%上昇)と、いずれも小幅な値動きにとどまっている。

 中部圏の平均価格は3,300万円(同0.6%下落)と2ヵ月連続でわずかな下落。愛知県は3,458万円(同0.2%上昇)となった。

お問い合わせ メール
地図