(一社)賃貸不動産経営管理士協議会(会長:末永照雄氏=(公財)日本賃貸住宅管理協会会長)は、「賃貸不動産経営管理士」資格全国統一試験を20日に実施。受験者は、全国29会場で1万3,149名(速報値)、受験率は94.8%にのぼった。申込者数は1万3,862名。申込者数・受験者数ともに、昨年比約3倍となった。
同協議会会長の末永氏は、「賃貸住宅管理業者登録制度の改正において、管理士に具体的な役割が与えられたことが受験者増加の大きな要因」とみており、「3月に発表された新たな住生活基本計画でも、建物の長寿命化や民間賃貸住宅の空室の利活用が重視されており、管理の重要性は今後ますます増していくだろう」などと話した。