国土交通省は12日、2016年11月の「建築工事受注動態統計調査」結果(大手50社)を発表した。
同月の受注総額は6兆7,988億円(前年同月比3.2%増)と、先月の減少から再び増加に転じた。
民間工事は6,942億円(同41.4%増)と増加。発注者別では、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業、小売業、不動産業、製造業、建設業等が増加し、情報通信業、金融業、保険業は減少した。
公共工事は9,172億円(同12.5%減)と2ヵ月連続の減少。国の機関は2,308億円(同35.7%減)と2ヵ月連続で減少した。地方の機関は6,863億円(同0.4%減)と2ヵ月連続での減少となった。