(株)東京カンテイは26日、2016年12月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記する。
同月の「晴」は10地域(前月12地域)、「薄日」は8地域(同5地域)。「曇」は10地域(同11地域)、「小雨」は9地域(同12地域)、「雨」は10地域(同7地域)となった。
前月「曇」だった10地域のうち、「薄日」に改善した地域は富山、長野、岡山。7地域は「曇」で横ばい、「小雨」はなかった。
全国で天候が改善したのは5地域(同6地域)と減少。横ばいは33地域(同30地域)に増加。悪化は9地域(同11地域)。47都道府県のうち、価格が前月比で下落したのは20地域(同23地域)と減少しているが、悪化地域が改善地域を上回る状況が継続している。