新築戸建て、主要都市は上昇傾向に

(株)東京カンテイは7日、2017年1月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,495万円(前月比1.5%上昇)。地域別では、東京都が4,599万円(同4.3%上昇)、神奈川県が3,832万円(同4.0%上昇)と上昇。千葉県が2,806万円(同増減なし)と横ばい。埼玉県は3,067万円(同0.4%下落)と4ヵ月連続で下落した。首都圏では11月まで続いた下落傾向から脱し、12月以降連続上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,950万円(同0.4%上昇)とわずかながら2ヵ月連続での上昇。主要3府県では、大阪府が3,200万円(同1.0%下落)、兵庫県が3,069万円(同1.6%上昇)。一方、京都府は2,957万円(同5.9%下落)と再び下落に転じた。兵庫のみ上昇したが、大阪府は安定傾向、京都府では下落傾向が継続している。

 中部圏の平均価格は2,930万円(同0.5%上昇)で2ヵ月連続での上昇。愛知県は3,176万円(同1.2%上昇)と、4ヵ月ぶりのプラスとなった。

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