(一社)住宅リフォーム推進協議会(リ推協)は21日、「平成28年度 住宅リフォーム実例調査」の結果を公表した。調査は2016年10~11月、会員団体を通じて所属事業者にアンケート票を配布して実施。15年9月~16年8月の施工完了物件を対象に、自社が請け負ったリフォーム物件の中から事業者が施主の代わりに回答した。有効回答数は1,234件。
リフォーム工事の平均契約金額は全体で738万7,000円(前年度:626万2,000円)と、前年度に比べて約112万円上昇した。そのうち戸建ては739万3,000円(同:648万8,000円)、マンションも703万1,000円(同:504万3,000円)といずれも上昇した。
同協議会市場環境整備委員会委員長の城山浩二氏は、「空き家や既存住宅流通の活性化を目指す国の政策によりリフォームも注目を集めている。