フランスのテクノロジー企業であるCriteo S.A.(クリテオ)はこのほど、日本全国の3年以内に賃貸住宅へ引っ越しをした経験のある日本全国の20~59歳の男女600人を対象に、3月2~5日に実施したアンケート調査結果を発表した。
検討物件を内見した人530人に、内見前にパソコンやスマートフォンで検索した頻度について聞いたところ、半数近くが「毎日」(44.9%)と回答。なお「毎日」との回答者は、30歳代女性では59.4%を占めたが、30歳代男性は30.8%にとどまり、男女で開きが見られた。
現在居住する賃貸住宅を知った情報源は、トップが「PCで見た住宅情報サイト」(37.5%)、2位が「店頭で見た住宅情報」(28.8%)、3位が「スマホで見た住宅情報サイト」(22.3%)。年代別では、20歳代では「スマホでみた住宅情報サイト」(35.3%)が、40歳代では「PCで見た住宅情報サイト」(46%)がそれぞれ最多で、年代により物件検索の情報源が異なる様子が確認できる。
物件探索にあたっての使用シーンでは、「広くいろいろな情報収集をしたい時」ではPC61.8%、スマホ50.8%となり、情報収集ではオンラインの情報に頼る傾向が明らかに。一方、「引っ越し先を決定したい時」では「不動産会社の店頭」が48.5%がトップであった。