国土交通省は30日、2017年5月の建築着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は7万8,481戸(前年同月比0.3%減)と、3ヵ月ぶりの減少となった。新設住宅着工床面積は、641万平方メートル(同1.6%減)で再び減少に転じた。季節調整済年率換算値も、99万8,000戸と3ヵ月ぶりの減少となった。
利用関係別では、持家が2万3,846戸(同1.5%増)で2ヵ月連続の増加。貸家は3万2,956戸(同1.6%増)となり、19ヵ月連続で増加した。一方、分譲住宅は2万1,347戸(同3.9%減)で再び減少に転じた。分譲住宅のうち、マンションは9,823戸(同12.6%減)で再び減少。一戸建住宅は1万1,287戸(同4.5%増)で19ヵ月連続の増加となった。