(独)住宅金融支援機構はこのほど、2016年度「民間住宅ローン利用者の実態調査(フラット35利用者編)」(第2回)結果を発表した。16年10月~17年3月までに民間住宅ローンを借り入れた1,500名を対象に、インターネットでアンケートを実施。
フラット35を知るきっかけとして影響が大きかった媒体等は、「住宅・販売事業者」が52.2%(前回調査(16年3~9月)比9.9%増)と最多。次いで、「インターネット」23.2%(同3.0ポイント減)、「モデルルーム、住宅展示場」15.2%(同3.1ポイント増)となった。
フラット35の利用を決定するに際して影響が大きかった媒体等は、「住宅・販売事業者」が50.0%(同11.7ポイント増)でトップに。「インターネット」20.3%(同3.2ポイント減)、「モデルルーム、住宅展示場」10.1%(同2.0ポイント増)と続いた。
フラット35を利用した理由は、「金利上昇に備えて将来の返済額を確定」が62.3%(同5.9ポイント増)、「金利が低い」が58.0%(同2.3ポイント増)が多く、「フラット35Sを利用したい」も35.5%(同9.3ポイント増)と増加。
フラット35に対する満足度については、「総合評価」で「大いに満足」が17.4%(同16.2ポイント減)と減少。平均点を前回調査と比較すると、すべての項目で平均点が低下している。