シービーアールイー(株)(CBRE)は8日、2017年第3四半期の路面店舗の市場動向レポートを発表した。
東京(銀座、表参道・原宿、新宿、渋谷)のプライム賃料(想定成約賃料、共益費込)は、1坪当たり40万円で、9期連続の横ばい。エリア別にみると、銀座では、主要繁華街を中心にショールーム型の店舗ニーズが増えている。銀座については、今期から高級路面店舗の空室率も公表。今期の空室率は0.8%(前期比0.2ポイント低下)となった。
大阪(心斎橋、梅田)のプライム賃料は、坪当たり30万円で、5期連続の横ばい。心斎橋ではドラッグストアの強いニーズがみられ、梅田では、駅近エリアを中心に食物販の強いニーズが確認できる。