(株)東京カンテイは21日、2017年11月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。
首都圏の既存マンション平均価格は、東京都での強含みや事例シェアの拡大によって3,621万円(前月比1.1%増)と2ヵ月連続で上昇、前年同月比でも2.1%上昇した。
近畿圏の平均価格は、2,107万円(同0.7%減)と3ヵ月ぶりに下落。大阪府は2,306万円(同0.9%増)と強含み、上昇率も拡大した一方、兵庫県は1,844万円(同2.6%減)と大きく下落した。神戸市等主要エリアの強含みの反動が原因。
中部圏の平均価格は、1,722万円(同0.2%減)。愛知県は1,863万円(同0.1%減)と、目立った変化は見られず、上昇基調は維持しているものの、上昇曲線は緩やかになりつつある。